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サラブレッド8470頭の頂点は64年ぶりの牝馬ウオッカ 「日本ダービー」
東京競馬場に12万3000人がつめかけた。
日本競馬の最高峰「日本ダービー」。
皇太子も観戦した"天覧競馬"だった。
今年の日本ダービーでは歴史が変わった。
64年ぶり、あのクリフジ以来、牝馬が日本ダービーを勝った。
圧倒的人気を集めたフサイチホウオー、皐月賞馬ヴィクトリー、他にもアドマイヤオーラやドリームジャーニーなど決して牡馬のレベルが低かったわけではない。
それを2着に3馬身の差をつけて勝ったウオッカはまさに圧勝だった。推定の上がり3ハロンは圧倒的な33.0。今後は世界の馬を相手にすべきだ。まずは世界一の牝馬を目指してほしい。
手前味噌になるが、今回の自分の日本ダービー予想の記事を下記に記しておく。
日本ダービー予想:◎ウオッカ - 競馬予想Pronostiquer
残念ながら的中したのは単勝だけだったが、それでも満足できる。結論から書くと◎はウオッカ。今年の牝馬が強いことは去年の阪神JFから分かっていたことだった。その時計は1分33秒1は実に朝日杯よりも1秒以上速い。もちろん馬場差や展開は考慮しなければならないが、それでもウォッカが朝日杯に出走していても勝っていたのではないかと思う。NHKマイルカップでは皐月賞0.3差のローレルゲレイロを破って桜花賞14着の牝馬ピンクカメオが勝った。そして先週のオークスは桜花賞4着のローブデコルテが2分25秒3の時計で勝った。この時計は近10年を見てもレコードが出た2005年、2004年を除けばトップ。すなわち近10年の日本ダービーで3位の時計だった。
金じゃない、競馬はロマン
まさにそんなレースだったと思う。
■レース動画(JRA)
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